じつは冷凍おせちの解凍は簡単で、冷蔵庫でゆっくり解凍すればOKです。
でも、解凍後に食べるとまずい…、って感じる人もいます。
この記事では、そんな冷凍おせちの解凍方法や賞味期限、なぜまずいと言われるのか解説していくのでぜひ参考にしてみて下さい。
冷凍おせちの解凍方法は2つ
冷凍おせちの解凍方法は、この2つの方法になります。
では、それぞれの解凍方法の特徴を見ていきましょう。
①冷蔵庫で自然解凍【推奨】
お重の状態 | 解凍時間(冷蔵庫温度弱) |
---|---|
お重を重ねた状態 | 24時間前後 |
お重を分けた状態 | 12時間前後 |
冷凍おせちを解凍する時は、冷蔵庫に入れてゆっくりと自然解凍する方法がおすすめです。
おせちは低温でゆっくり解凍することで、ドリップが出にくくおいしさを損ねません。
さらに、解凍時間以上そのままにしていても冷蔵庫の中なので、おせちが悪くなりにくいという特徴があります。
お重を重ねた状態で解凍する場合
冷凍おせちのお重を重ねたまま解凍する場合は、風呂敷に包んだまま冷蔵庫に入れましょう。
そして冷蔵庫の温度を弱(5‐7℃位)にして、24時間ほど入れておきます。
これは、冷凍おせちのメーカーや種類によっても時間は違ってくるので、一緒についてくる解凍方法の時間に沿って解凍するのが大事です。
お重を分けて解凍する場合
冷凍おせちのお重を分けて解凍する場合は、それぞれの段にラップをかけて解凍しましょう。
蓋として上にある段がなくなるわけですから、解凍された後に乾燥しないようにちゃんとラップをかけなきゃだめですよ。
また、風呂敷をかける必要はないので、お重を分けて冷凍おせちを解凍する時は仕舞っておきましょう。
②室内の冷暗所で解凍
冷凍おせちの解凍方法②は、室内の冷暗所で解凍です。
冷蔵庫が満杯で冷凍おせちを庫内で解凍できない場合は、室内の冷暗所でおせちを解凍することもできます。
おせちを冷暗所で解凍する時は、室温が10℃くらいで、あまり温度変化しない場所に置きましょう。
おせちを置く時は、風呂敷で包んでお重は分けないようにする必要があります。
また、冷暗所は冷蔵庫と違い温度が安定しないので、定期的におせちの解凍具合を確認することも大切です。
時間を過ぎても放置していると、おせちが傷む原因になるので注意しましょう。
早く解凍するために冷凍おせちを電子レンジで温めるのは駄目
冷凍おせちを早く食べたいからと言って、電子レンジにかけて解凍してはいけません。
おせちを電子レンジにかけてると、ドリップ出て味を損ねるだけでなく、色合いなども損ねてしまいます。
味も見た目も悪くなってしまうので、おせちを電子レンジで解凍するのは絶対にしないようにしましょう。
できるだけ早くおせちを解凍したい場合は、常温(部屋の室温)で解凍した方がいいです。
常温解凍は多少ドリップは出ますが、電子レンジにかけるよりおいしくおせちを解凍できます。
ですが、冷凍おせちを常温で解凍するのは、あんまりおすすめはしませんけどね。
冷凍おせちの解凍後の賞味期限は2日以内が目安
冷凍おせちを解凍したら、賞味期限は2日以内が基準となります。
ですが、基本的にはおせちを解凍したら、その日のうちに食べた方が安心ですよ。
食材によっても異なりますが、すぐに味が落ちていくものもあります。
そのため、おせちを解凍後はできるだけ早く食べることで、おいしいままいただくことができますよ。
冷凍おせちがまずいと感じるのは解凍方法が原因
以前の冷凍おせちは、冷凍する技術が足りなくゆっくりと冷凍していました。
そのため、おせちが凍りついていく段階で、食材の細胞が壊れてドリップが出る原因になり、それがまずいことに繋がっていたんですね。
しかし、現在はおせちを急速冷凍する技術があり、食材の細胞をできるだけ壊さずに冷凍できるようになりました。
あとは、おせちの解凍の際にできるだけドリップを出さずに行うことが重要です。
購入時におせちの解凍方法も記載されているので、それに沿って解凍すればまずいということはほとんど避けることができますよ。
まとめ
冷凍おせちをおいしく解凍するなら、冷蔵庫で解凍するのが一番です。
冷凍おせちがまずいと感じるのは、正しい解凍方法で解凍していないからになります。
解凍をしっかりと行って、おいしい冷凍おせちを食べられるようにしましょう。
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