この記事では、カニビルを剥がす方法を紹介していきます。
カニの甲羅を見ると、たまに黒いぶつぶつが付着していることがありますよね?
これはカニビルの卵であり、実はそれほど危ないものではありません。
しかし、何かわかると気持ち悪く思うので、剥がし方を確認しておきましょう。
カニビルの卵を剥がす方法・取り方
カニビルの卵を剥がすには、たわしなどを使ってこすることで剥がすことが可能です。
カニの甲羅が傷ついても良いなら、金たわしを使った方がしっかりしているので剥がしやすそうですよ。
しかし、カニ一匹くらいならいいですが、何匹もあるとカニビルの卵をはがすのは大変ですよね?
贈り物にするなどできれいな状態にしたい時だけ、カニビルの卵がついていたらたわしやブラシでこすって落とすようにしましょう。
と言っても、贈り物用に買う場合は、のし付きで対応しているところで購入するのがおすすめです。
贈り物用の蟹を探す
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カニの甲羅の黒いぶつぶつはカニビルの卵
カニの甲羅についている黒いぶつぶつは、カニビルという生き物の卵です。
カニビルとは、海に生息する昼の一種で魚類の体液を吸って生きています。
そのため、カニの体液を吸うわけではなく、ただ卵を産み付ける場所に使っているということですね。
その卵が黒い色をしているので、カニの甲羅に黒いぶつぶつがあったりするわけです。
カニの甲羅に黒いぶつぶつが付いてるときは、カニビルの卵が付いてると思いましょう。
黒いぶつぶつが甲羅についてるカニの品質について
カニビルがついてる蟹は見た目は悪いけど、品質はいいです。
上記の理由を確認して行きましょう。
①黒いぶつぶつがついてても問題なし
カニの甲羅に黒いぶつぶつが付いていても、特に問題はありません。
カニビルについて説明してた時にも言いましたが、甲羅についてるだけで甲羅の内側には卵はついていません。
稀に、成虫が甲羅に付着していることもありますが、甲羅の内部にはいかないので安心ですよ。
黒いぶつぶつが付いていても、品質には問題ないのでカニの身を堪能しましょう。
②黒いぶつぶつは脱皮ではがれるので中身に影響なし
カニの甲羅についている黒いぶつぶつは、脱皮をするごとにはがれていきます。
というのも、カニビルの卵は甲羅の表面に付着しているので、脱皮するといっしょにはがれてしまうんですね。
カニは脱皮を繰り返して成長していくので、脱皮してそんなに時間が経っていないカニは、カニビルの卵があんまり付着していません。
このような点も押さえておくと、カニを見分ける時に利用することができますよ。
③カニの甲羅に黒いぶつぶつが付いてる方がおいしい!
黒いぶつぶつがカニの甲羅についていると、不気味に感じてちょっと手を止めてしまいますよね?
ですが、カニビルの卵がついているということは、脱皮から時間が経っていることを意味します。
蟹は脱皮から時間が経つにつれて身の詰まりは良くなっていくので、黒いぶつぶつがついている方がおいしいカニになります。
そのため、黒いぶつぶつがたくさんついてるカニがあったらおいしいので、ぜひとも買っておきましょう。
黒いぶつぶつが甲羅についたままカニを茹でても大丈夫
カニの甲羅に黒いぶつぶつがついていると、そのまま茹でていいのか心配になりますよね?
ですが、カニの甲羅に黒いぶつぶつがついている状態で茹でても問題ありません。
カニについているカニビルの卵は、基本的には抜け殻です。
中身があるカニビルの卵でも、流通の過程でボイルしたり冷凍したりしていることで死滅しているので、甲羅についたまま茹でても大丈夫ですよ。
しかし、やっぱり甲羅にカニビルの卵が付いている時になるという人は、たわしでこすって剥がしてから茹でるようにしましょう。
まとめ
この記事では、カニの甲羅の黒いぶつぶつ、カニビルの卵の取り方などを紹介しました。
カニビルの卵はたくさんついているほど身が詰まっている証拠でもあるので、一つの目安として覚えておきましょう。
一緒に茹でても大丈夫なので、黒いぶつぶつが付いていても気にならない人はそのまま茹でましょう。