おせち料理にはいろいろなものがありますが、外してはいけないと言われているものがあります。
また、関東と関西では最低限用意すべきおせち料理が違ってきます。
この記事では、そんな最低限用意しておきたいおせち料理を3品紹介していきます。
おせち料理で最低限用意したい祝い肴3種
- 黒豆
- 数の子
- 田作り(関東)
- たたきごぼう(関西)
おせち料理に欠かせない品は、この4種類です。
関東と関西で一品違うので、実際には3種類なんですけどね。
それでは、それぞれの料理とそれに込められた意味を紹介していくので、ぜひ覚えていってください!
最低限のおせち①:黒豆
- 黒色:魔除け
- 黒く日焼けするまで元気に働けるように
おせちに最低限必要な料理①は、黒豆です。
黒豆は、黒い色でそれが魔除けとなり、また黒く日焼けするくらい元気に働けるようにと無病息災の意味が込められています。
魔除けになって無病息災になるなら、絶対におせちに入れておきたいですよね。
最低限のおせち②:数の子
- 数の子:卵が多いから子孫繁栄
おせちに最低限必要な料理②は、数の子です。
数の子は卵が多いため、子孫繁栄の意味が込められています。
昔は子だくさんの方が良いといったこともあり、このような料理が好まれたんですね。
最低限のおせち③(関東):田作り
- 田作り:五穀豊穣
おせちに最低限必要な料理③関東では、田作りになります。
田作りはカタクチイワシの稚魚が使われていますが、昔カタクチイワシを畑にまいたらすごい豊作なったそうです。
そこから五穀豊穣の意味が込められて、田作りがおせち料理に使われているんですよ。
最低限のおせち③(関西):たたきごぼう
- たたきごぼう:根を深く伸ばして土台の安定
おせちに最低限必要な料理③関西では、たたきごぼうになります。
ごぼうは、まっすぐ地中に根を伸ばしていきますよね。
家の土台がしっかりと安定して、末永く続いていくようにという気持ちが込められています。
ゲン担ぎなら他の料理でもよくない?
おせち料理には最低限欠かせないものが、黒豆・数の子・田作りまたはたたきごぼうでした。
しかし、これらの料理が苦手な人も多いのではないでしょうか?
そこで僕の考えなのですが、ゲン担ぎなら別にその食べ物にこだわる必要はないと思うんですよね。
おせち料理なんて結構古いものなので、現代では使う食材も変えていいと思うです。
おせち通販とかでは洋風や中華風のおせちもあったりと、時代に合わせて変化しています。
なので必要な料理として考えるのではなく、どういった意味合いで使われているのか考えれば色々アレンジすることができますよ。
おせち料理の最低限の料理についてまとめ
この記事では、おせち料理に最低限必要な3つの祝い肴を紹介しました。
黒豆・数の子・田作り(関東)かたたきごぼう(関西)と、関東と関西でちょっと違いましたよね。
これらの料理が最低限必要となっていますが、それに込められた意味を理解すれば他の食材で代用してもいいと個人的には思っています。
伝統的なおせち料理にこだわるのであれば祝い肴3種類は必須でしょうが、こだわらないのであれば他の料理を考えるのもいいのではないしょうか?